日本人の美意識は、先進国の中でも特に高くなっており都心部だけでなく地方でも脱毛サロンや美容マッサージサロンが数多く営業をしています。
美容技術も良く、昨今来日している中国からの観光客がわざわざ美容サロンで施術を受けているほどです。サロンでエステをおこなう為には、エステ専門学校に入学をして基礎医学や美容知識と実技をマスターしたのち、エステティシャンの資格を取得する必要があります。全国各地にエステ専門学校はありますが、その中でも大阪にある学校は就職先に恵まれているのが特徴です。
大阪には2018年現在、計42校のエステ専門学校があります。ほとんどの学校では卒業生のうち、約96%がエステ関係の職場に就職している結果が出ており、この数は東京を凌ぐ数値です。なぜ大阪の学校が就職先に恵まれているのかというと、大手美容サロンが集中してあるだけでなく、街中にも個人経営のサロンがたくさんあるということが理由としてあげられます。大阪市だけでも1900店舗のサロンがあり、府全体で見るとその数は3000店舗を超えるほどです。
これほどの数でエステサロンがあるという事でエステティシャンの需要がとても高く、学校を卒業したてであっても就職先に困ることがないというわけです。エステ専門学校では基礎的な技術と知識を身に付けることは出来ますが、ベースである接客業のノウハウを学ぶためにもより早い段階でサロンに勤めて実力を養い、将来は独立も視野に入れて人生設計を立てていくことも可能です。その点で大阪という場所は、エステティシャンを目指す方には良い土地だといえます。